だんだん君が見えなくなって

今日は朝から具合が悪い。
母さんと居ると不安感に襲われる。
怒ってる？怒らないで。。
なんにもないはずなのにそればっかり気になる。
人がいっぱい居るところはパニックになる。
街は平気なのに学校の集会とか教室とか
頭の中がぐるぐるして混乱する。

あたしは何から逃げてるんだろう？
逃げるものなんか
なにひとつないのに
誰かがあたしに
何かする訳でも無いのに
何故だかこわくて
泣きそうで
叫びそうで
倒れそうで

でも何故だか
急に泣叫んだりしたらダメだって
我慢してる自分もおかしくて
笑えてくる

自分は
どうしたいの？

答えが出ないから
黒い悪夢に逃げ込む。

ダメだって
何の意味も無いって
わかってるのに
また手を伸ばす
薬の匂い




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窓の外から唄が聞こえる
公園で赤い目の子供が犬を焼き始めた

そんな日曜日　オレンヂ色した
最悪な感覚に身体を飲み込まれ続けた

床に転がる妊婦の爪を
齧りだす灰色の鼠を足で踏み潰した

螺旋階段をゆっくり落ちていく
くだらない君をあたしは眺めてる
湿った部屋の中　閉じ込められるから
あたしは逃げてゆく　あたしは逃げてゆく
「ああああ。」

髪の無い少女　天上の上
汚れてる絵本から素敵な言葉を選びだす



[サイコガーデン]　Prastic Tree